ボーイング、787-10のローンチを正式発表　初デリバリーは2018年を計画

2013年6月20日

パリ航空ショー2013にて787-10の本格始動を発表したボーイング=787-10イメージ reference:boeing

ボーイングは6月18日、パリ航空ショー2013において、787型機のうち、787-10ドリームライナーについて本格始動すると発表しました。

発注コミットメントは合計102機。このうちエアリース・コーポレーション（ALC）が30機、GEキャピタル・アビエーション・サービス（GECAS）が10機、インターナショナル・エアラインズ・グループ（IAG）/ブリティッシュ・エアウェイズ（BAW）が12機、シンガポール航空（SIA）が30機、ユナイテッド航空（UAL）が20機の内訳となっています。

787-10の飛行距離は7000海里（12,964キロ）。座席は各航空会社によって仕様が異なりますが、300～330席の座席数が見込まれます。

787-10のデザインはすでにボーイングで開始。787-10の最終組み立てとフライトテストは2017年に予定されており、ファーストデリバリーは2018年の計画としています。