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シンガポール航空は、ボーイングB787-10X型機のエンジンをロールスロイス社製のトレント1000エンジンに選定したと公表していますが、ロールスロイスではその搭載エンジンの開発を始めたと発表しました。
ロールスロイス社製のトレント1000エンジンはANAの787-8型機にも採用されているエンジン。シンガポール航空の787-10Xの30機と格安航空会社(LCC)のスクートの787-8の10機、787-9の10機にもトレント1000エンジンを搭載が予定されています。また、ニュージーランド航空向けの787-9型機にもトレント1000エンジンが搭載されます。なお、テストエンジンの開始は、2013年後半を計画しています。