台北からの日帰り旅行で人気の『九份(きゅうふん)』の夜を散策 

九份

シンガポールのLCC・Scoot(スクート)で、台湾を満喫せよ!という指令を受けた、Traicyライターのshimajiro氏。台北桃園国際空港に到着後向かったのは、2001年に公開された人気ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルとも言われており一気に有名になった、九份(きゅうふん)だ。【取材:shimajiro、編集:Traicy編集部】


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台北駅からの九份へは、台北駅から瑞芳(ルイファン/Ruifang)駅で下車して、九份経由金瓜石行きのバスに乗るか、MRT忠孝復興(チョンシャオフーシン/Zhongxiao Fuxing)駅から九份経由金瓜石行きのバス(1602系統)でのアクセスの他、タクシーでも台北から1,000元程度で向かうことができ、台北からの日帰り旅行にも人気の街。

夕陽が落ちるころに九份到着

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これまで、筆者は九份に行く度、雨に降られていたが、今回は運良く晴れており、九份のレトロな街並みを存分に楽しむことができた。

九份といえば、味わい深い情景になる夜だけでなく、日中の賑やかな街並みを観光するのもおすすめだ。夜になると営業を終了してしまうお店が増え、人も少なくなってしまう。

夜の九份は少々寂しい一面も

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早速夕食に。提灯で彩られた階段の脇に突然現れる、お店の入口へと繋がるトンネルを抜けると『芋仔蕃薯(オアーハンジ)』というお店の入口が見える。

細い道を通り店へと進む

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九份はかつて金鉱の街として栄えた歴史があり、このトンネルはそんな九份の街の歴史を著している。

『芋仔蕃薯』で夕食

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ノスタルジックな外観で、一見すると普通の民家風の料理店、『芋仔蕃薯(オアーハンジ)』では、家庭的な台湾料理を愉しむことができる。

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細麺をごま油で和えた一品、『麻油麺線』は、芋仔蕃薯(オアーハンジ)の看板料理のひとつ。シンプルな味付けだが、なんだかホッとする一品だ。

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その他にも、おいしい台湾料理をたくさんたのしむことができるのでおすすめだ。

中国語やメニュー内容が分からなくても、日本語が話せるおばあちゃんがいるので聞いてみておすすめを注文するのもいいだろう。

二階の席から眺める九份の街並み

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芋仔蕃薯(オアーハンジ)の魅力の一つは、2階席から、九份の街並みを一望できるところ。お店にいた、日本語の話せるおばあちゃんに聞くと、昼も眺めが良いそうですが、夜の風景もオススメとのこと。

日が落ちて暗くなった街の中に灯る家や、お店の灯りを眺めながら食事ができる。

夕食のあとは九份にある日本人経営の民宿『九份小町』に宿泊。宿の様子などは次回記事にて!

■お店情報

店名:芋仔蕃薯(オアーハンジ)

住所: 新北市瑞芳區九份崇文里市下巷18號

電話番号:(02)2497-6314

営業時間:午前10時〜午前2時(平日)/午前9時〜午前6時(休日)

■取材協力 Scoot
■画像提供 台湾観光局/台湾観光協会(一番上のみ)
■取材 shimajiro