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日本〜台湾線の航空券価格が昨年より25%近くの上昇、9月連休のLCCはすでに満席に NNA.ASIA報じる
NNA.ASIAが報じたところによると、日本〜台湾線の航空券の価格が、昨年の同時期に比べて約25%にあたる、1,000〜2,000台湾ドル(約3,300〜6,600円)も値上がりしていることがわかった。
これは、円安が航空自由化、LCCの台頭などを背景に、多くの台湾人観光客の訪日が相次いでいるため。
例えば、すでに中華圏の大型連休である9月の中秋節では、エアアジア・ジャパンの一部便は満席や価格が片道4万円を超える水準になっているほか、400人以上が搭乗できる大型機で運航しているScoot(スクート)ですら、台北発1便と成田発2便はすでに満席になっているほか、ANA便も一部便で空席が少ない状態に。
台湾・経済日報の調べでは、2013年6月の搭乗率は、札幌/千歳線で91.1%、東京/羽田線で91.2%、東京/成田線で86.8%などと軒並み高水準。
一部の航空会社では、運賃を引き上げる動きがあり、他社もそれに追随する可能性があるとのこと。また、旅行会社が販売するツアー価格にも影響を与えることも考えられる。
需要の急増に対応するため、チャイナエアラインやエバー航空が北海道をはじめ、青森や三沢にチャーター便を運航するほか、復興航空(トランスアジア航空)が、東京/成田〜台北線に就航する。