三菱航空機、MRJの初飛行・納入スケジュールを延期 初飛行は2015年、納入は2017年に 

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三菱航空機は、国産ジェット機MRJの初飛行、納入スケジュールを発表した。

発表によると、初飛行の予定が、2013年第3四半期から2015年第2四半期に、初号機納入予定を2015年度半ばから2017年第2四半期にそれぞれ延期する。

MRJは、70〜90席クラスの小型ジェット機。すでに、325機(確定165機、オプション160機)の受注を獲得している。

三菱航空機では、高い安全性と性能を備えた航空機の開発を確実に推進することを最優先に、時間をかけて設計・開発段階から安全な機体の構築と装備品仕様の詰めに注力しており、パートナー各社との装備品などの納入時期について合意したうえで、新しいスケジュールを確定したとのこと。

試験機の製造は、機体の組立段階へ進んでおり、地上試験、飛行試験、カスタマーサポート、早期量産体制構築の準備も進めている。

今後、競争力と収益力の向上に貢献できる安全性と性能を備えた機体の実現に向け、引き続き、全力で開発に邁進していくとのこととなる。

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