ピカチュウジャンボのラストフライト、有終の美は鮮やかな「虹」が祝福

2013年10月6日

ピカチュウジャンボのラストフライト、機体のバックに「虹」が出現=羽田空港408番スポット Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

9月30日にラストフライトを迎えたANAボーイング747の特別塗装機「ピカチュウジャンボ（機体番号/レジ「JA8957」）」。

ピカチュウジャンボのラストフライト。美しい虹をバックに Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

那覇発/羽田行きのNH126便をもって最後のフライトとなり、ピカチュウジャンボが羽田空港408番スポットに到着した乗客の降機直後、色鮮やかな「虹」が突然現れました。
ピカチュウジャンボ塗装として2005年5月24日から就航を開始し、自慢の輸送力で大勢の乗客を運び続けたこの9年4ヵ月。ピカチュウジャンボがこれまでに成し遂げた偉業を祝うかのごとく、ラストフライトは大空を鮮やかに彩った虹がお出迎え。その光景は感動の一言に尽きます。

ラストフライト終了後、記念撮影する乗客たち Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

ピカチュウジャンボのラストフライトに伴い、ANAが保有するボーイング747-400型機は10月現在、JA8960、JA8961、JA8966の3機。
2014年3月をもって全機完全退役となり、今後は747の「里帰りフライト」や「初日の出フライト」イベント、ボーイング747オリジナルグッズのプレゼントキャンペーンなど、さまざまな747退役プロジェクトを展開してきます。
ピカチュウジャンボは羽田空港で整備が終わり次第、契約先へ売却され、10月中旬にフェリーフライトを予定。なお、ANAによると、ピカチュウジャンボのラストフライトイベントの様子は10月上旬にANA747の特設サイトに更新予定としています。
那覇発/羽田行NH126便の機内の様子や、その他のラストフライトの画像も掲載しました。どうぞ、ご覧ください。

ピカチュウジャンボの羽田空港到着後、鮮やかな「虹」がお出迎え Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

羽田から那覇空港に到着したピカチュウジャンボ=9/30 Photographer:Masaya Nagata/Flight Liner

那覇から羽田に向かうピカチュウジャンボラストフライト機内の様子 Photographer:Masaya Nagata/Flight Liner	ピカチュウジャンボの機内から空撮の風景 Photographer:Masaya Nagata/Flight Liner
那覇発/羽田行きNH126便、那覇空港での様子 Photographer:Masaya Nagata/Flight Liner	乗客降機後のピカチュウジャンボ機内。CAからも名残惜しい声が聞かれた Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

ピカチュウジャンボ、ラストフライトで「ピースジェット」と最後の共演=羽田空港408番スポット Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

「お客様が撮影しやすいように」とANAの配慮で、ラストフライトでは屋根なしタラップを使用 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

安全運航を陰で支えるANAグループの整備士 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner	ピカチュウジャンボのラストフライトを横断幕でお出迎えするANAグループ社員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
ラストフライトの乗客をお見送りするANAグループ社員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner	ピカチュウと触れ合うANA客室乗務員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner