JALは、エアバスが現在開発中の「A350」型機の発注を近く発表する見通しです。
JALが発注するとみられるエアバスの「A350-900」型機 資料提供:Airbus
これが正式な発表となれば、日本の航空会社がA350型機を受注するのは初のケースとなります。また、JALは現在ボーイング機を中心に使用しており、日本エアシステム(旧JAS)との統合前の発注を除けば、JALがエアバス機を導入するのも今回が初めて。発注する機材はA350-900型機の見解が強まっています。
エアバスが現在開発中の最新旅客機「A350 XWB」 資料提供:Airbus
エアバスのA350 XWB(エキストラワイドボディ)はA350-800、-900、-1000の3タイプ。6月14日にはフランスのトゥールーズ・ブラニャック空港で「A350-900」型機の初飛行が無事成功しています。
「A350 XWB」型機はすでに38社から750機以上を受注しており、エアバスによると本格的な商業フライトは2014年後半を目指しています。