JALのスカイスイート777と新シート「SKY WIDER」、グッドデザイン賞を受賞
JALは2013年1月より導入したボーイング777‐300ER型機「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」と、その機材に搭載した新エコノミークラス座席「SKY WIDER(スカイワイダー)」について、公益財団法人日本デザイン振興会より2013年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。
「グッドデザイン賞」を受賞したJAL SKY SUITE 777の新エコノミークラス座席「SKY WIDER」 reference:JAL
JALのスカイスイート777は「1クラス上の最高品質」がテーマ。ファーストクラスは「住・極」、ビジネスクラスは「個」、プレミアムエコノミーは「憩」、エコノミークラスは「楽」という開発コンセプトのもと、高い機能性を持った日本的デザインモチーフによる独自性を表現。
評価ポイントはゆとりあるエコノミークラス座席のデザインと、多様なシート配置を実現したビジネスクラス座席。また、軽量化と質の高い風合いを確保したデザインも高く評価しています。
座席のスリム化等で足元スペースを最大約10cm拡大した新エコノミークラスシート「SKY WIDER」については、座席数を減らすという意思決定と、座席のスリム化の過程で配線見直などの工夫を最大限に取り組んだことを評価。審査員は「新たなフラッグシップに相応しいレベルの高い空間を実現している」とコメントしています。
JALのスカイスイート777はファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス135席、合計232席の4クラス制。成田-ロンドン、ニューヨーク、パリ線に1日1往復で運航しており、今後は11月16日より成田-ロサンゼルス線、2014年1月より成田-シカゴ線への投入を計画しています。