谷川岳ロープウェイ、「谷川岳ヨッホ」に名称を変更 12月1日から
中国本土・香港・台湾の旅行動向調査を実施 中国本土では人気振るわずも香港・台湾では日本が人気
日本政府観光局(JNTO)の調査によると、2013年上半期の訪日外客数推計値のうち香港が約34万人(前年比+43%)、台湾が約103万人(同+49%)で、過去最高値を記録した。
一方、中国本土からの訪日者数は約54万人(同‐27%)に落ち込み、団体旅行を中心に減少している。この背景を受け、トラベルズーでは、中国本土、香港、台湾の旅行に関する考え方や、旅先としての日本への意識調査を実施し、発表した。
旅行に行く目的は、中国本土では「日本の文化体験」が72%、香港は「日本食」が65%、台湾では「日本が好きなため」が81%でそれぞれ1位に。3地域で共通して日本食が人気だ。
レジャー旅行の目的は、中国本土では8割が「異文化体験」、香港・台湾は9割が「リラックス」と回答。中国本土では、74%がレジャー旅行をプレゼントすると回答し、その相手は「両親」が9割で1位。中華圏のトラベルズーのDeal Expertによると、両親に旅行をプレゼントし、家族3世代で旅行をするというのが中国では人気のようとなる。
1年以内に渡日予定がある人は香港では72%、台湾では80%。中国本土では57%に留まるも半数を超える結果に。人気の旅行先は「北海道」が根強い人気でいずれも1位で、中国本土と香港では東京が2位、台湾では京都が2位となった。富士山へは「時間があれば行く」との回答がいずれも1位。
香港・台湾では「理想的な家族旅行の旅先」として日本が圧倒的1位に選ばれるも、中国本土では人気が振るわず、1位はオーストラリア、2位はニュージーランドで日本は8位だった。
また、「1人旅」の目的地としても、日本は香港・台湾で1位。中国では香港、台湾に次ぐ3位に。中華圏のDeal Expertによると、日本は安全な国というイメージが浸透し、おもてなしの文化を背景に持った日本のフレンドリーさが香港、台湾の旅行者を魅了し、1人でも満喫できる旅行先として選ばれたとのこととなる。