ユナイテッド航空、羽田-サンフランシスコ線開設へ アメリカン撤退で
ユナイテッド航空(UAL)は羽田-サンフランシスコ線へのデイリー直行便の開設を米国運輸省に申請しました。
羽田-サンフランシスコ線開設を米国運輸省に申請したユナイテッド航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
これはアメリカン航空(AAL)が10月16日に発表した羽田-ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ路線の運休を受け、同路線が使用していた羽田の発着枠の使用を申請したもの。
アメリカン航空は12月1日に羽田-ニューヨーク線を運休し、ユナイテッド航空は2014年夏期スケジュールが始まる2014年3月末より既存機材を使用して羽田-サンフランシスコ路線の運航を開始する見込みです。
今回の発着枠使用により、サンフランシスコ経由でユナイテッド航空のネットワークが結ぶ各地との乗継ぎ便の利用も可能となります。
なお、現在申請中の羽田-サンフランシスコ路線はユナイテッド航空の成田-サンフランシスコ線を補完する運航として、成田線も引き続き運航を継続する方針。これにより、ユナイテッド航空では利用者へ異なる時間帯での出発・到着便の選択肢を提供し、成田-サンフランシスコ線の利用者への利便性向上を目指します。