台風27号、沖縄最接近 那覇発着便を中心に欠航の恐れ

強い台風27号(フランシスコ)は24日午前8時現在、沖縄県の大東島地方の近海を北上し、西南西を北西に向けてゆっくりと進んでいます。中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/s。
【最新】台風27号 航空各社の欠航・遅延情報

台風27号

台風27号・28号の予想進路情報。赤枠は暴風警戒域=24日8時現在

24日に沖縄へ最接近し、その後は北東に進み25日頃に西日本へ接近。26日には勢力がやや弱まり東日本に近づく見込みで、24日~25日にかけて四国地方や紀伊半島では激しい雨が予想されます。
JALグループでは、南西諸島の各空港を発着する運航便に欠航・遅延などの影響が。但馬、隠岐、出雲、宮崎、鹿児島、種子島、屋久島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部、与論、沖縄那覇、与那国の各空港を発着する便は遅延、欠航、出発空港への引き返し、他空港への着陸の可能性を示しています。
また、10月25日には南紀白浜空港と奄美大島空港、九州・四国地方の各空港を発着する運航便に欠航・遅延等の影響が発生する恐れがあります。
全日空(ANA)は10月24日の那覇空港発着便、10月25~26日の大島・三宅島・八丈島・静岡空港発着便に影響が出る可能性があるとしています。また、ANAでは前日と同様、羽田-大島間にて10月24日に1日1往復の臨時便を設定しています。
スカイマーク(SKY)は福岡、熊本、長崎、鹿児島、那覇空港を発着する便が欠航、遅延、他空港へ引き返す可能性があると発表。
ソラシド エア(SNJ)では台風27号接近に伴い、ソラシド エア運航の全便に影響が出る可能性があるとしています。
フジドリームエアラインズ(FDA)は、静岡-鹿児島線のFDA133便と134便に影響が発生する可能性があります。
ピーチアビエーション(APJ)は沖縄発着の4便の欠航が決定。欠航が決まったのは10月24日発着の石垣-那覇線(MM252便)、関西-那覇線(MM213便)、那覇-関西線(MM212便)、那覇-石垣線(MM255便)の計4便。また、当該欠航便発生に伴う機材繰りのため、関西-鹿児島線のMM197便とMM198便も欠航します。
ピーチでは国際線にも影響。台風27号接近で10月24日の台北発/那覇行きのMM922便は出発時間が4時間遅延し、13:35発に変更。さらにこの遅延の影響で、那覇発/関西行きのMM214便も4時間遅れで出発時刻が17:10発となります。
航空各社では台風の影響で遅延・欠航した場合の変更・払い戻し・振り替え便等の対応も受け付けています。
 
■航空各社の運航情報
ANA(運航の見通し)
JAL(運航便情報)
JTAグループ(特別な運航情報)
スカイマーク(運航状況)
ソラシド エア
スターフライヤー(運航状況)
フジドリームエアラインズ(運航便情報)
AIR DO(運航の見通し)
北海道エアシステム(運航の見通し)
ピーチアビエーション
ジェットスター・ジャパン
エアアジア・ジャパン