安全運航を陰で支えるANAグループの整備士=9月30日ラストフライトの様子 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
全日空(ANA)のボーイング747-400D、ピカチュウジャンボ(機体番号:JA8957)が10月25日午前1時過ぎ、羽田空港を離日。米国時間の24日午後15時頃、無事にアメリカ・アラスカ州のアンカレッジ(テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港)に到着しました。
当初、ピカチュウジャンボの離日は10月23日を予定していましたが、出発前に必要な整備が生じたためフェリーフライトを延期。翌日の24日には予定時刻から約4時間遅れで離日し、ついに生まれ故郷のアメリカへ旅立ちました。
2012年11月末に退役したANAのボーイング747-400D、お花ジャンボ「JA8956」 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
ピカチュウジャンボは寄港地であるアンカレッジ空港を経由し、その後はミシシッピ州のテューペロ・リージョナル空港に向けて出発。
テューペロは2012年12月12日に離日したお花ジャンボの「JA8956」に加え、「JA8959」と「JA8965」も駐機した空港です。
ピカチュウジャンボが日本を去り、その雄姿を引き継いだピース★ジェット(機体番号:JA754A)と残すANAの747型機3機。人気の特別塗装機と自慢の輸送力で、日本の航空輸送をこれからも支えてほしいものです。
ピース★ジェットがピカチュウジャンボをお出迎え=9月30日のラストフライトの様子 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
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