JALグループ、9月の利用実績 国際線5.7%増 国内は大阪発着便が上位独占
日本航空(JAL)は2013年9月の利用実績を発表しました。
9月の利用実績を発表したJALグループ 中国とプレジャー路線が好調 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
国際線旅客数は前年比5.7%増の67万652人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比0.3%増の79.7%。
方面別では太平洋線が前年比3.6%増の15万4013人、搭乗率は前年比4.1%減の80.0%、ヨーロッパ線が同1.6%増の6万2584人、搭乗率は同0.1%増の83.2%、東南アジア線が同7.7%増の25万2323人、搭乗率は同4.2%増の80.6%、オセアニア線が同0.1%増の1万2390人、搭乗率は同0.5%増の81.8%、グアム線が同1.6減の1万3354人、搭乗率は同5.8%増の79.3%、韓国線が同11.9%減の6万5988人、搭乗率は同1.5%減の72.5%、中国線が23.7%増の10万9861人、搭乗率は同6.8%増の68.3%。
旅客数と搭乗率ともに中国線が最も高く、中国情勢が影響して以来回復傾向が見られます。
一方、国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC)で前年比5.1%増の280万5945人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比1.8%増の69.8%。
国内線で最も利用率が多かった路線は、搭乗率92.1%(前年同期比2.9%増)の伊丹-札幌線。次いで同91.5%の伊丹-那覇線、同84.8%の関西-石垣線、同84.6%の関空-那覇線、同84.5%の羽田-宮古線。
LCC2社(ピーチアビエーション、ジェットスター・ジャパン)と競合する関空-那覇線の搭乗率は高い利用実績を安定的に維持し、ピーチが9月13日に新設した関西-石垣線も利用率8割超え。また、羽田-宮古線も人気が高く、9月全体では沖縄方面のプレジャー需要が堅調に推移しています。