ユナイテッド航空、離着陸時も電子機器が使用可能に FAAの規制緩和で

ユナイテッド航空,UA

機内でスマフォなど電子機器類の使用を拡充したユナイテッド航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

ユナイテッド航空(UAL)は11月6日、アメリカ国内における地域路線以外の主要路線全便で、電子機器類の使用が可能になったことを発表しました。

これはユナイテッド航空が米連邦航空局(FAA)の許可を得たことにより実現。地上走行中、離陸・着陸時も電子機器類が使用できます。

規制変更に伴い、乗客は乗務員から特に指示がない場合、出発ゲートから到着ゲートまでのフライトの全行程において、電波を発しない「機内モード」としてタブレット端末や電子書籍端末、ゲーム機、スマートフォン等の携帯電子機器類が利用可能。ただし、ノートパソコン等の大型電子機器は、従来通り所定の場所に安全に収納する必要があります。

視界不良時など運航状況によっては電子機器類の電源を切るよう求める場合があり、ユナイテッド航空では安全のため常に乗員の指示に従うよう乗客に注意を呼びかけています。なお、機内での音声通話は引き続き禁止とします。

対象路線はユナイテッド航空が運航する全米50州内で離発着する主要路線。今後は同社の地域路線の運航を行うユナイテッド・エクスプレス便も携帯電子機器の使用ができるようサービスの拡大に努める方針です。