関空のレストランも誤表示　「芝エビ」はバナメイエビだった　4店舗で18,234食提供

関西国際空港は11月13日、同空港内のレストランでメニュー表示と異なる食材を使用して料理を提供していたことが判明したと発表しました。

誤表示が発覚したのは、関西空港第1ターミナルビルの「浪華」と「紅虎餃子房」。第2ターミナルビルの「SKYTERIA」と「SORATERIA」。

浪華が提供していた「紀州梅うどん・そば（税込650円）」は、「紀州梅」ではなく中国産梅で和歌山県内にて製造された梅干を2012年1月から1年11か月に渡って使用。すでに、和歌山県産の梅に食材を変更しています。

紅虎餃子房の「芝エビのチリソース（税込1,380円）」は、「芝エビ」ではなくバナエイエビを使用。2011年4月から今年10月22日まで販売し、現在はメニュー表記を「エビのチリソース」に変えて提供しています。

ピーチ（APJ）が主に使用する第2ターミナル制限エリア内のSKYTERIAとSORATERIAでは、「桜えびのかき揚げうどん（税込み790円）」の桜えびはアミエビを使用。2013年1月13日～10月23日まで提供し、現在は食材を「桜えび」に変更して提供しています。

関西国際空港によると、この4店舗の食材誤表示による販売数は18,234食にのぼるという。利用者からは利用状況を確認したうえで、誤表示が判明した当該店舗にて代金の返金対応を受け付けます。

今後、関西国際空港では同空港レストラン担当と各運営会社担当が双方に情報を共有することに加え、原材料まで含めた定期的な確認体制を構築。この度の事態を重く受け止め、再発防止と管理体制の再徹底を一層強化していくとしています。

　
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