エア・ドゥ、羽田発着6路線の運賃を値上げ 燃料費上昇で

エア・ドゥ(ADO)は2014年2月1日以降搭乗分より、羽田空港発着路線の運賃を改定、値上げします。

エア・ドゥ

2014年2月搭乗分より羽田発着6路線を値上げするエア・ドゥ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

燃油市況の高止まりと急激な円安に対し、費用削減等の様々な経営努力を行っているものの、コスト増大に伴う影響は経営努力のみでは賄えない水準にまで達していることから、エア・ドゥでは今回の運賃値上げを発表。

これにより、エア・ドゥ運航の東京発着路線、羽田-札幌、旭川、函館、女満別、帯広、釧路の計6路線が値上げします。

改定後の片道運賃で確認してみると、羽田-札幌線は11月~2月の通常期25,900円に対し、2月~3月は2,300円高い28,200円。同路線の12月~1月期間中における繁忙期は29,900円に対し、3月は2,600円高い32,500円。

新千歳-羽田線を除くエア・ドゥ運航の新千歳空港発着路線、札幌-仙台、福島、新潟、富山、小松、神戸、岡山線については、改めて運賃を発表する見込みです。

運賃の値上げをした一方、2014年2月以降搭乗分以降の「当日シニア65」と「AIRDOスカイメイト」については、一部期間と路線を除き一律7,000円に設定しています。

円安や燃料費高騰に伴う運賃の値上げは、ソラシドエア(SNJ)も同様に2014年2月搭乗分以降の値上げを発表しています。