羽田空港、国内線ターミナル施設を拡充 14年夏ダイヤの発着枠増加に備える

羽田空港は3月30日より始まる2014年夏ダイヤに備え、第1・2旅客ターミナルビルで乗継ぎする乗客の利便性・快適性・機能性向上策の一環として、バスラウンジ間の動線整備など各施設の拡充・整備を実施します。

羽田空港

発着枠増加に備え、国内線ターミナルの各施設を拡充・整備する羽田空港 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

これは2014年夏ダイヤ以降、羽田空港国際線の発着回数が年3万回増加することに伴い、国内・国際線乗継旅客の増加に対応する整備工事。総事業費およそ17億円を投じます。

日本航空(JAL)等が使用する第1旅客ターミナルビルでは、中央北側の出発Eゲート付近にて、到着バスプラットフォームと出発コンコース間のエスカレーターを新設。

全日空(ANA)等が使用する第2旅客ターミナルビルでは、北側58番スポット付近と南側65番スポット付近を整備。到着コンコースとバスラウンジ間の動線整備とこれに伴うエレベーター、エスカレーターの新設。バスラウンジと出発コンコース間にはエスカレーターを新設し、南側バスラウンジは一部を拡張します。

工期は2013年11月11日~2014年3月20日。24時間を通して工事を実施しますが、空港内のサービスおよびターミナル機能、快適性を確保しながら工事を進めるとしています。

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東京国際空港(羽田)第1・2旅客ターミナルビル 乗継施設整備工事エリア reference:日本空港ビルデング