JAL、10月の輸送実績 国内・国際線ともに利用率増加 韓国は9ヵ月連続減少

JALグループは2013年10月の輸送実績を発表しました。

JAL

2013年10月の輸送実績を発表したJALグループ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

国際線旅客数は前年比9.8%増の66万2860人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比1.5%増の78.6%。

方面別では、太平洋線が前年比6.4%増の16万0531人、搭乗率は前年比2.7%減の81.4%、ヨーロッパ線が同5.6%増の6万1741人、搭乗率は同1.8%増の80.7%、東南アジア線が同10.6%増の25万2276人、搭乗率は同5.6%増の78.2%、オセアニア線が同2.4%増の1万2965人、搭乗率は同3.1%増の80.2%、グアム線が同5.9減の1万2602人、搭乗率は同10.4%増の84.7%、韓国線が同9.7%減の6万4995人、搭乗率は同1.1%増の69.5%、中国線が同42.9%増の9万7587人、搭乗率は同6.8%増の58.3%。

JAlグループ

2013年10月の輸送実績を発表したJAlグループ グアム線が好調に推移 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

最も搭乗率が高かったのは84.7%のグアム線、最も搭乗率低かったのは58.3%の中国線。前年度比で最も旅客数が増えたのは中国線、最も旅客数が減少したのは韓国線。中国線は3ヶ月連続で旅客数前年比増となった一方、韓国線は2013年2月以降、旅客数が前年比で減少傾向にあります。

国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC)で前年比1.7%増の281万1597人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比0.3%増の68.7%。

国内線で最も利用率が多かった路線は、搭乗率90.7%(前年同期比13.3%増)の伊丹-札幌線。次いで、同83.9%の羽田-出雲線、同83.4%の羽田-函館線となっています。