ニュージーランド航空、映画「ホビット」シリーズ第2章公開に合わせた特別塗装機を初飛行 

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ニュージーランド航空は、映画『ホビット』シリーズに登場する神秘の竜『スマウグ』をデザインした、ボーイング777-300型機を発表した。

映画「ホビット」シリーズの第1章『ホビット 思いがけない冒険』では、竜の目だけが登場し、監督ピーター・ジャクソンの思い描く竜の姿はファンの想像にゆだねられていましたが、第2章の公開前に一足早く発表になったことになる。

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第2章『ホビット 竜に奪われた王国』のワールド・プレミアが行われるロサンゼルスへ向けて飛行し、12月4日に到着している。

ニュージーランド航空のクリストファー・ラクソンCEOは、「私たちは、機体という『空飛ぶ広告』に描かれた竜『スマウグ』の姿を、映画の公式公開前に披露することについて交渉を続けてきました。今回、映画のメイン・キャラクターである竜の事前お披露目を、パートナー各社(映画制作会社など)に認めていただき、とても光栄に思う。映画を手がけたウェタ・デジタル社には、このために特別に製作を担当していただきました。」と述べている。

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『ホビット』シリーズの特別塗装機は、2012年の第1章『ホビット 思いがけない冒険』に続いて、今回が2度目。どちらの機体も、オークランド〜ロサンゼルス〜ロンドン間を運航する予定となる。

映画「ホビット」シリーズのサー・ピーター・ジャクソン監督は「これほどのスケールで、自分の作品がロサンゼルス空港に降り立つのを見ることができ、誇らしい気分となる。このように『スマウグ』が大きなスクリーンから空に飛びたつ姿を見るのはわくわくするものとなる。最初の機体には映画シリーズ第1章に登場する様々な人物が描かれ、非常に印象深いものでした。今回は、機体いっぱいに一匹の竜が描かれるというスケールの大きなもので、第1作にもまして荘厳に仕上がっている。ここニュージーランドで彼をデビューさせることができ、光栄に思う。ここは私たちチームが彼に命を吹き込もうと苦労を重ねた場所なのですから。」と語っている。

ニュージーランド航空では、映画ホビットシリーズに関連した世界的なマーケティングキャンペーンの一環として、『中つ国のとある一日』というプロモーションビデオを制作。ニュージーランド航空の様々な部署のスタッフが登場し、ホビット映画のエッセンスがそこここに散りばめられたこのビデオの再生回数は、制作発表以来2週間で15万回にのぼっている。

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