デルタ航空が3年連続で1位 トラベルマネージャーが選ぶ高評価エアライン

デルタ航空

ビジネストラベルニュース(BTN)調査で3年連続1位を獲得したデルタ航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

デルタ航空(DAL)はビジネストラベルニュース(BTN)が実施した企業のトラベルマネージャーが選ぶエアライン調査で、3年連続1位を獲得しました。

BTNの調査はビジネス渡航の決定に強い影響力を持つ企業のトラベルマネージャーを対象に、過去1年間に一定額以上の取引をした大手米国航空会社に対する評価を集計したもの。対象航空会社はアメリカン航空(AAL)、サウスウエスト航空(SWA)、ユナイテッド航空(UAL)、USエアウェイズ(AWE)、デルタ航空(DAL)の5社。

デルタ航空は調査の10項目のうち9項目で1位を受賞し、特に「購買担当者と営業担当者との関係を重視」「顧客コミュニケーションの質の高さ」「ネットワーク、提携航空会社、運航頻度」の各項目では高い評価を得ています。

また、サービス面では米国航空会社に先駆けて、飛行高度10,000フィート以下で小型電子機器の使用を可能にしたことや、5年前より機内Wi-Fiサービスを導入したほか、ニューヨーク-JFK空港とアトランタ空港のラウンジ「デルタ スカイクラブ」に屋外テラス「スカイデッキ」を設置。最新の個人用モニターを長距離国際線の全座席に装備し、国際線用ワイドボディ機材のビジネスクラスに全席通路側のフルフラットベッドシートを導入したことなどにおいて、業界のプロに評価されています。

米国運輸省の統計によると、2013年9月までのデルタ航空の運航実績は米大手国内線航空会社を上回り、業界トップ。同省公表の定時到着率、コンプリーションファクター(運航の完了・達成率)、手荷物取り扱いはトップランクに位置づけしています。