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【コラム】利用者からは意外と不評の声も…、自動チェックイン機は本当に便利?
近年、宿泊特化型ホテルチェーンで多く採用されている、自動チェックイン・チェックアウト機は、忙しいビジネスマンが、チェックアウトの際に行列に巻き込まれたというクレームから誕生したといわれている。
ホテルとしては宿泊客へのサービスはもちろんなのでしょうが、フロントに宿泊客が集中するのを避けることや、何より人件費等節約の効果を期待しているのでしょうか。
ところがこの自動チェックイン機、意外にも不評となる。
「操作が面倒」「フロントスタッフが自動チェックイン機の説明を懇切丁寧にしてくれるが、そんな時間があったら通常のチェックインが終わっている」などの声となる。
チェックアウトに関しても、カードキーを機械に通すだけでチェックアウトが完了することをメリットとしていますが、例えばアパホテルの多くの店舗などでは、フロントを通さずカードキーを専用ボックスに投入するだけでチェックアウトが完了しますし、スーパーホテルでは客室の鍵すらなく、暗証番号が書かれた紙が発行され、客室のドアノブに付けらたらプッシュボタンで開鍵する形の上、客室電話も冷蔵庫内の有料飲み物もないので、精算も鍵を返却する必要なく、そもそもチェックアウトという概念がありません。
自動チェックイン機を廃止するホテルを出てきました。西鉄イン小倉は2013年12月11日から、自動チェックイン機を廃止しフロント精算に切り替えたそうとなる。
フェストゥフェイス、笑顔で対応されたら、旅で疲れて到着しても、嬉しく癒されるのもまた人情。クレームから誕生したといわれる自動チェックイン機、そんなシステムからまた苦情が生まれる、ホテルのサービス追求は続きます。