成田空港も施設利用料を値上げ ラウンジ、シャワールーム、駐車場も

成田国際空港は2014年4月1日の消費税率8%引上げに伴い、旅客サービス施設使用料等を値上げすると発表しました。

成田空港

施設利用料、ラウンジ、駐車場等を14年4月より値上げする成田空港 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

2014年4月以降に成田空港から出国する場合、旅客サービス施設使用料(PSFC)と旅客保安サービス料(PSSC)を合わせた現行料金2,540円に70円上乗せし、大人で2,610円に値上げ。小人料金は1,570円。

新料金は2014年4月1日以降の搭乗、かつ同年2月1日以降に航空券を発券した場合に適用。それ以前に発券した場合は、現行料金を適用するとしています。当該料金は、従来通り航空券購入時に航空運賃とあわせて支払うこととなります。

シャワールーム、仮眠室、ラウンジ、駐車料金も消費税増税の影響を受けます。

シャワールームは30円値上げの1,030円、仮眠室はシングルで40円値上げして1,540円、ツインは70円値上げして2,470円。

トラベラーズラウンジ「ラシュラン」は現行料金に30円上乗せして大人1,030円。小人料金は20円値上げして520円。団体・接遇向けの有料ラウンジも改定。こちらは各プランによって、従来料金に上乗せします。

パーキングは、2014年4月1日午前0時以降に入庫した車から新料金を適用。普通車で24時間利用する場合、P1とP2、貨物駐車場は60円引き上げて2,060円に、P3とP5駐車場は40円引き上げて1,540円に改定します。

消費税8%引き上げに伴う空港の施設使用料の値上げは、今回の成田空港のほか、関西空港と中部空港も同様に実施します。

 
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