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史上初、訪日外国人1000万人突破 ANAが海外航空券を進呈 キティちゃんも
観光庁は12月20日、訪日外国人旅行者数が1000万人を突破したと発表し、同日に成田国際空港第1ターミナルにて記念セレモニーを実施しました。
これまでの過去最高記録は2010年の861万人で、1000万人を超えたのは今回が史上初。円安やLCC(格安航空会社)の日本路線就航のほか、企業や自治体が訪日外国人誘致に貢献したことなどが功を奏したとみられます。式典には太田国土交通大臣や成田空港の夏目誠社長、ANAホールディングス伊東信一郎社長など関係者らが出席し、訪日外国人1000万人達成を祝いました。
記念すべき1000万人目となった外国人は、タイ在住で会社員のパパン パッタラプラーシットさん(58)。全日空(ANA)のタイ・バンコク発NH954便に搭乗し、15時49分着の同便で成田に到着したパッタラプラーシット夫妻を多くの関係者が歓迎しました。
2人には記念の盾や「魅力ある日本のおみやげコンテスト2013」でグランプリを受賞した「雲竜和紙ランプ」、ANAからの記念品「バンコク-東京往復航空券2名分」のほか、式典にはサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」も駆けつけ、キティちゃんのぬいぐるみとテーマパークのチケットも進呈されました。
「日本料理を食べるのが幸せ」と式典で述べたパッタラプラーシットさんは、「今年は日本に3回来た。店員のサービスにすごく感動している」と、日本の素晴らしさなどを語りました。
太田国交省大臣は、「東京五輪を開催する2020年には訪日外国人2000万人を目指したい」と意欲をみせています。