ANA最後の747、「JA8961」をテュペロで見送る アメリカツアー5日間

 全日空(ANA)のツアー商品を扱うANAセールスは、ボーイング747退役記念のラスト企画として海外旅行「B747を見送るアメリカツアー5日間」を販売すると発表しました。

ANA,747,JA8961

全日空(ANA)にとって747最後の退役機となる「JA8961」 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 「B747を見送るアメリカツアー5日間」は、日本の航空会社で唯一ANAが保有しているボーイング747を、解体場所となるアメリカ・ミシシッピ州にあるテュペロ(テューペロ・リージョナル空港)で見送ることができる海外旅行ツアー。ANAにとって747最後の退役機「JA8961」を現地に輸送到着する貴重なシーンを見ることが出来ます。

 747退役イベントとして、最後のランディング(着陸)や747の機内撮影ができるほか、機内見学、機体胴体へのお別れメッセージの書き込み、機材の一部の部品取り外しも体験できます。また、現地でのラストナイトは「B747さよならパーティー」を実施し、ジャンボの愛称で親しまれてきたB747に関する講話やクイズ大会も開かれます。

ANA,747

2014年3月をもって全機退役する全日空(ANA)のボーイング747-400D Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 ツアーは成田空港発着で出発は4月16日、到着は4月20日。最少催行人数20名(30~40名)。

 旅行代金は燃油サーチャージ込みでエコノミークラス34万8,000円、プレミアムエコノミー55万8,000円、ビジネスクラス83万8,000円。ツアーで搭乗する便はB747ではなく、日本発着のANA国際線定期便です。申し込みはWEB限定で、2月10日(月)14時より予約を受付け開始。

 なお、2月10日14時から2月17日までの期間中に当アメリカツアーを予約すると、4月13日に開催される「ANA機体メンテナンスセンター&ANA訓練センター見学ツアー」の優先予約が受け付けられます。

 テュペロはこれまでにANAのお花ジャンボ(機体番号:JA8956)やピカチュウジャンボ(機体番号:JA8957)、1月に退役した747(機体番号:JA8966)等も退役後に向った空港。ANA最後となる747「JA8961」のほか、これまでに活躍したジャンボも見られる可能性のある貴重なツアーとなりそうです。

 
■ANA747退役記念 「~ありがとうをこめて~ B747を見送るアメリカツアー5日間」
出発地:成田空港発着
出発日:2014年4月16日(水) 
最少催行人員:20名(募集人員30~40名)
添乗員:同行
食事:朝食2回、昼食0回(軽食1回)、夕食3回(機内食は含まず)
旅行代金:
 エコノミークラス 348,000円
 プレミアムエコノミー 558,000円
 ビジネスクラス 838,000円

<スケジュール>
4/16 成田発NH012便(10:45発)⇒シカゴ乗り継ぎ⇒メンフィス(約13時間25分)
    午後テュペロへ(テュペロ泊)
4/17 午前テュペロ空港へ、午後B747の最後のランディング撮影など退役記念イベント
    (テュペロ泊)
4/18 午前陸路、メンフィスへ 午後着後、ホテルへ 夜B747さよならパーティー
    (メンフィス泊)
4/19 早朝ホテル発空港へ 朝メンフィス発→シカゴ乗り継ぎ⇒NH011便(約14時間)
4/20 成田着13:45 到着後解散