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2032年の旅客は45%がアジア人 エコノミークラスは「快適性」が最重要の調査結果に
これは、世界的なコンサルタント会社であるフューチャー・ラボラトリーによって行われた「快適性の将来-アジア編」と題した意識調査。8,000名を対象に日本、タイ、インド、中国、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナムの8カ国で行われ、過去12ヶ月間にエコノミークラスを利用した乗客に対し、2013年11月から2014年2月にかけて調査が行われました。
アンケート結果で、今後拡大するアジア人旅客はソーシャルメディアやオンラインの更なる普及で、航空サービスに関してより深い知識を持ち、これまで以上に快適性への要望が高くなると予測。そのため、今後は機内の快適性や機内サービス、座席スペースなどを特に気にするようになると類推しています。
快適性に関して求めることは国によって大きな違く、今回の意識調査によって重要な共通項をいくつか挙げています。睡眠やリラクゼーションは高い生産性を生み出し、特にアジアは新興国が新たなビジネス機会を提供しており、エコノミークラスで旅行する人々の70%がアジアにおけるビジネス目的で航空機を利用。欧米では飛行機に乗っている時間は仕事の遅れを取り戻す絶好の機会と見る傾向があり、アジアでは飛行機に乗っている間にじっくり休息することが高い生産性に繋がると考えられ、彼らはリラックス(78%)、睡眠(58%)、仕事(56%)等をフライトで重視しているという。
また、アジア地域の乗客は高い快適性やリラックスを求めて、高い料金を支払ってもより広い座席を求める傾向があり、大多数のアジア人(58%)が快適性を決める一番の要因は座席そのものであるというアンケート結果も出ています。加えて、アジア人がエコノミークラスを予約する場合、サービスのレベルにより特定の航空会社を選定し、機内サービスの質が将来の航空券予約を左右する最重要要因という見方を示しています。
意識調査を行ったフューチャー・ラボラトリーの共同設立者であるマーチン・レイモンド氏は「アジアの旅行客は航空券の購買決定において快適性をもっとも重視するということが判明した。」と述べています。