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JALの787、サンフランシスコ行きJL2便がハワイに緊急着陸
JL002便は飛行中に右側エンジンの潤滑油圧力、油量が低下傾向を示したため、最寄りのホノルル空港への着陸を決定。離陸から約8時間後、ホノルル空港に無事着陸しました。
トラブルが起きた機体はボーイング787-8型機の機体番号/レジ「JA829J」。この787は、2013年1月にアメリカのボストン・ローガン空港で駐機中にバッテリーから発火するトラブルが起きた機体です。
着陸に際しては潤滑油圧力が低下したことから、JALの社内規程に従いエンジンの負担を減らすため、当該エンジンをシャットダウンしたうえで着陸。JALによると、双発機のエンジンの1基を停止した場合は社内規定によりもれなく緊急事態を宣言し、管制上、優先的に誘導、着陸を要請することとしており、今回この規定に従い緊急事態を宣言したという。
実際はエンジン1基でも安全に着陸できる設計となっており、今回のJL002便についても安全運航、着陸に支障なかったことが確認できています。
なお、同機に乗っていた運航乗務員3名、客室乗務員(CA)8名、乗客160人の計171人は全員無事でケガ人は出ていません。JALによると、乗客には他社便を含めて振替えの案内で対応し、トラブルを起こした機体はホノルル空港で整備処置を検討中としています。