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ANA、Q300「JA804K」退役 ラストフライトは引き返しで羽田－三宅島線運休
3月31日、羽田－三宅島線のラストフライトをもって退役したQ300（機体番号：JA804K） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
全日空（ANA）のボーイング747-400Dが退役した3月31日、ANAウイングス（AKX）のボンバルディアDHC-8-Q300型機（機体番号：JA804K）も同日に退役しました。
Q300の羽田－三宅島線ラストフライトセレモニーで挨拶を述べるANAの洞 駿（ほら はやお）代表取締役副社長 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
Q300が退役する3月31日、羽田空港第2ターミナルでは羽田－三宅島線のラストフライトセレモニーが行われ、ANAの洞 駿（ほら はやお）代表取締役副社長（現ANAホールディングス常勤顧問）は「長い期間、運航を続けることができたのも、島民の皆様やお客様からの温かい応援とご理解の賜物。島民の皆様の貴重な足の一助になれたということで誇りに感じる。」と挨拶。
三宅村の島民からANAグループに贈られた花束を手にする客室乗務員の元岡ひかりさん（右）と三宅島の内田峰夫副村長（左） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
パイロット2名、客室乗務員2名、乗客48名を乗せたラストフライトの羽田発三宅島行きNH1849便は定刻より2時間以上遅れて羽田を出発。その後、三宅島の火山ガスの影響で羽田空港へ引き返しました。
三宅島線はANAグループの中でも特に古い歴史をもつ路線で、1966年3月4日に就航を開始。当初は44人乗りのフレンドシップで就航し、1973年の4月から国産機である64人乗りのYS-11を導入。その後はYS-11の後継機としてQ300が採用され、今日に至るまで48年間の約半世紀にわたり運航を続けてきました。
今後JA804Kは、5月にデンマークへ売却を予定しています。
ラストフライト前、最終確認を行うANAグループの整備士 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
3月31日、羽田－三宅島線のラストフライトをもって退役したQ300（機体番号：JA804K） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
機首部分に貼られた伊豆大島と三宅島のイメージステッカーと退役記念ステッカー Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
3月31日、羽田－三宅島線のラストフライトをもって退役したQ300（機体番号：JA804K） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
3月31日、羽田－三宅島線のラストフライトをもって退役したQ300（機体番号：JA804K） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
3月31日、羽田－三宅島線のラストフライトをもって退役したQ300（機体番号：JA804K） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
三宅島の火山ガスの影響で羽田空港に引き返してきたQ300 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
Q300退役で横断幕を掲げるANAグループ社員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
三宅村の島民からANAグループに贈られた花束、感謝状、Q300の記念写真 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
