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シンガポール航空、777-300ERの次世代新シートを公開 4月より成田線に導入
シンガポール航空(SIA)は4月3日より、日本郵便が手がけた商業施設「KITTE(キッテ)」で最新シートを公開しました。
これはシンガポール航空の東京-シンガポール線の増便を記念したイベントで、ボーイング777-300ERで運航する成田-シンガポール線のSQ637便、SQ638便に4月1日より導入した次世代の新シートを体験することができます。
新シート開発は2年以上を費やし、約1億5000万ドル(150億円相当)を投資。ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスのシートを一新したほか、最新鋭のエンターテイメントシステムも備えています。
ファーストクラスは温かみのあるパーソナルな空間を追求。座席幅は88.9センチ、ベッドの長さはこれまでの203センチから208センチに伸長したことで旅客機屈指のゆとりを持つファーストクラスが実現しています。人間工学に基づいた形状の革クッション、調整可能なヘッドレスト、24インチの大型スクリーン、顧客サービス精神を基に配置したコントロールセットが導入されるなど、機内でより快適に過ごせる空間を提供します。
ビジネスクラスもファーストクラスと同様に温かみのある幅広いシートでおもてなし。座席幅71.1センチ、航空業界最大幅という198センチのフルフラットベッドが導入され、パッドはヘッドボードを採用したことで快適性を高めています。シート配列はファーストクラスと同じく1-2-1配列と、ファーストクラスに負けない高品質な空間が実現しています。
エコノミークラスは革新的なデザインと素材を採用。より個々のスペースや足元をゆったりとさせ、快適性を高めたほか、背部をサポートする新シートクッションとサイドホルダーを備えています。世界最先端の機内エンターテイメントには11.1インチの個人モニターに加え、液晶ディスプレイ付きの楽しさを追求したハンドセットを搭載。より一層快適な空間を提供します。
777-300ERの新シートはファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス228席の計278席。シンガポール航空によると、4月現在で新シートを装着した777-300ERは3機で、今後は8機の新シートを搭載した777-300ERで運航する計画としています。
イベント開催期間は4月3日から4月6日まで。4月7日から4月13日までの期間中は、グラントウキョウ サウスタワーのBMW Group Studioにおいても特別展示を実施します。
■シンガポール航空 東京(羽田・成田)-シンガポール線 運航スケジュール
<羽田-シンガポール線>
SQ631便 羽田 09:20 → シンガポール 15:20 A330-300
SQ633便 羽田 17:05 → シンガポール 23:05 A330-300
SQ635便 羽田 22:55 → シンガポール 05:00 B777-300(翌日着)
SQ632便 シンガポール 08:00 → 羽田 16:00 A330-300
SQ634便 シンガポール 13:55 → 羽田 21:50 B777-300
SQ636便 シンガポール 22:30 → 羽田 06:30 A330-300(翌日着)
<成田-シンガポール線>
SQ637便 成田 11:10 → シンガポール 17:20 B777-300ER(新シート)
SQ011便 成田 20:50 → シンガポール 03:00 A380-800(翌日着)
SQ012便 シンガポール 09:25 → 成田 17:30 A380-800
SQ638便 シンガポール 23:55 → 成田 08:00 B777-300ER(翌日着/新シート)