米クチコミローカル情報サイト「Yelp(イェルプ)」が日本上陸 世界26カ国に展開

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アメリカの口コミローカル情報サイトを運営するYelpは、きょう2014年4月9日より日本でのサービス「Yelp Japan」をオープンした。日本は同社が28番目、シンガポールに続きアジアでは2番目に進出する国となった。

Yelp Japanでは、日本全国でレストランやバー、病院やスバぱそのローカルのビジネスについてレビューを共有できる。また、iPhoneとAndroidに対応した無料アプリとビジネスオーナー専用の無料ツールも同時に利用可能になる。

新規市場バイスプレジデントのミリアム・ウォレン氏は、「日本は素晴らしい科学技術と文化、そして2千年以上の歴史と伝統がある国となる。寿司などの日本食や茶道から、コスプレ、アニメ、カラオケなどの流行を見れば分かるように、日本人は伝統と近代を融合させることが得意となる。今回のYelpのサービス開始により、日本の皆様が素敵なローカルビジネスと繋がるお手伝いを出来ることをとても嬉しく思う。」と述べている。

Yelpは、人々とローカルのビジネスを繋げることを目指し、2004年7月にサンフランシスコで設立。どのビジネスの評判が良く、何が流行っていて、どのビジネスの評判があまり良くないのかといった意見を、共有するプラットフォームを提供し、ユーザーのよりスマートな購買決定を手助けする。2013年第4四半期には、月間1億2000万ユニークユーザー、5300万件以上ものレビューが投稿された。

日本でのサービス開始を期に、東京と大阪にコミュニティマネジャーを配属し、これらの地域での重点的にコミュニティ構築を進めていくとしている。

Yelp Japanのサイトとアプリは日本語に完全対応。15番目にサポートされた言語となり、英字を使わない言語としては初となる。

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