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世界一周団体「TABIPPO(タビッポ)」が結成4年目で法人化、新たなステージへ
日本でも有数の大規模な旅イベントを開催してきた世界一周団体『TABIPPO』が、2014年4月10日付けで株式会社TABIPPO(タビッポ)として法人化した。
団体の創設は2010年4月10日で、「世界一周コミュティー」として結成。その後、世界一周団体「TABIPPO」となり、毎年数々の旅イベントを開催し、2013年度は4500人を動員。これまでの旅イベントの総動員数は1万人を越え、イベントを支えたスタッフも約250人に。
(写真中央:代表取締役社長 清水直哉氏)
若者が海外へ出ない、内こもりだと言われる時代を、彼らは自らの世界一周とその後の活動で切り開いてきた。
代表取締役社長の清水直哉氏は、「創設から4年の年月を経て、ようやく自信が付いてきました。“若者が旅する文化を創る”という理念は今までと変わりませんし、いっそう強くそう感じています。気がつけばもう26歳です。残りの20代を全力で走りぬけたい、なによりも後悔したくない、それには起業という選択肢になりました。今日からこの5人を中心として新たなスタートを切ります。」と話す。
「法人化をしてTABIPPOは何をするの?って声をよくいただきます。若者が旅をする文化をつくるための“仕組み作り”をしていきます。出版事業も強化していきたいですし、その他にも色々な仕掛けを仕込み中です。」と、創設メンバーである小泉翔さんは語る。
そして、同創設メンバーの前田塁さんは、「最も興味があるのは、旅を通じた教育事業なんです。今度は仕事として2周目の世界一周に出ます。今回は、米国のニューヨークにあるアポロシアター・アマチュアナイトで年間チャンピオンの座を獲得したアニメーションダンスユニットNUMBERSとの世界一周になります。世界中の景色の中から、彼らのダンス映像をお届けします!」と出発を前に興奮気味。
今回、世界一周団体「TABIPPO」が法人化されたことで、その存在や方向性がより鮮明かつ明確になり、さらに多くの若者へダイレクトに訴えかける力を獲得したようだ。
現在、最も多くの若者へ「旅」を核としてアプローチできる法人となり、その重要性や社会的責任は増すばかりであろう。今後のご活躍を祈念し、世界が驚くような“突破”を見せてほしい。