国交省航空局、釧路空港の計器進入方式を変更 樹木の一部抵触で

国交省航空局,ILS

国土交通省航航空局、「ILS進入方式への影響の概要」より一部抜粋

 国交省航空局は4月23日、釧路空港の計器進入方式等を一時的に変更すると発表しました。

 これは、空港管理の一環で実施した釧路空港周辺の障害物件に関する調査において、樹木が釧路空港の制限表面一部に抵触していることが判明したことによる一時的な措置。

 国交省によると、この樹木は早急な除去に向けて作業を進めているとし、樹木が除去されるまでは安全確保の観点から釧路空港の決心高度を523フィートから549フィートに、滑走路視距離を550mから600mへの変更等で運用するとしています。

 運用の変更は5月上旬までを予定。なお、釧路空港の高カテゴリー運航には特段の影響は生じないとしています。