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【搭乗レポート】プノンペン→ホーチミンシティ/カンボジア・アンコール航空 K6 816便(エコノミークラス)
Traicyで参加した、「カンボジアブログ観光大使プロジェクト」の日本への復路は、往路と同じくプノンペンからホーチミンシティを経由して成田へ向かいる。
今回は、プノンペンからホーチミンシティ間の搭乗レポートをお送りします。
搭乗した便は、カンボジア政府とベトナム航空が共同出資して作られたカンボジアの航空会社、カンボジア・アンコール航空の運航便となる。
ちなみにベトナム航空とはコードシェア運航しており、筆者はベトナム航空便として予約・搭乗した。
今回搭乗する機材は、プロペラ機の「ATR72」。
この便はカンボジアアンコール航空の運航とのことしたが、実際に目の前に現れたのはベトナム航空の子会社「VETNAM AIR SERVICE」とペイントされた機材でした。
機体番号(レジ番)も、ベトナム機籍を表す「VN」から始まっていたので、ベトナム航空グループがリースを行い弾力的な機材運用を行っている模様となる。
プロペラ機ということで、小柄な機体の中はこんな様子。シート配列は「2-2」と若干狭目となる。
定員は60名程度ということもあって、JRの特急車両1両分の定員とほぼ同じ規模感になっている。
機材の塗装は「VETNAM AIR SERVICE」のものでしたが、座席の枕カバーはベトナム航空本体のものそのものでした。しっかりとシンボルマークとスカイチームのロゴまで入っている。
そして、シートポケットには、カンボジア・アンコール航空仕様のエチケット袋、ベトナム航空仕様の安全のしおりと機内誌が入っていました。
一部座席では、エチケット袋もベトナム航空仕様のものが入っており、統一性がなくばらばらでした。
小型機ということもあり、スムーズに搭乗は進み10分前にはスポットを離れて滑走路に向かいる。
プノンペン空港は首都にある空港ながら比較的空いているため待ち時間もなく離陸。プロペラ音を響かせ夜空へ飛び立ちます。
国際線ながらも、飛行距離は133マイルと、東京〜大阪間の半分以下という短距離路線で、低空を飛行するプロペラ機のため、離陸後すぐに巡航高度に到達します。
ベルトサインが消えると、客室乗務員は慌しくペットボトルの水を配布していきます。
国際線ですが、機内食やスナックの提供はなく、サービスはこのペットボトルの水のみ。それでも急がないと配り終わりません。
水を配り終えるとあっという間にホーチミンシティの明かりが見え、ベルトサインが点灯します。
雲を抜けるたびに、ジェット機より少し大きな揺れを感じながら降下し、ホーチミン空港に着陸。着陸後はバスでターミナルまでの移動となりました。
(搭乗日:2014年4月12日)