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7期連続で黒字達成 ソラシドエア高橋社長、「課題は神戸線の知名度アップ」
営業収入は前事業年度比13.9%増の349億3700万円、営業利益は同19.3%減の15億6800万円、経常利益は同26.7%減の13億5000万円。航空機材の早期返却等による特別損失11億7500万円を計上した結果、純利益は同93.5%減の7100万円となり、当期も黒字を達成しています。
また、ユニットコストは前年(8.95円)を下回り、当期は8.60円と好調に推移しています。
営業収入の増加は羽田発着の熊本、鹿児島、大分線が2013年3月末より各1往復増便したこと、2013年6月の神戸-那覇線開設によって利用者数が前期よりも21万824人増えたことが主な要因です。
総旅客数は提供座席数前年同期比18.3%増の239万2749席に対し同15.7%増の155万6697人、搭乗率(ロードファクター・L/F)は前年同期比1.5%減の65.1%。
ソラシドエアが運航する全路線の中で最も搭乗率が高かったのは70.7%の羽田-長崎線。次いで69.8%の羽田-熊本線、67.9%の羽田-宮崎線。一方で、2013年6月に開設した1日3往復体制の那覇-神戸線は搭乗率39.2%と低迷しています。阿蘇草原再生くまモンGO!の就航式当日、ソラシドエアの高橋 洋社長は神戸線の利用者伸び悩みについて「神戸線は正直言って苦戦している。今後は神戸線の知名度アップを図り、利用率を高めていくことが課題。」と述べています。
なお、ソラシドエアは当期に新造機ボーイング737-800型機を3機導入しており、2014年度は同機への切り替えが全て完了することから、燃費効率が向上するほか、輸送コストの削減も可能となるとしています。