三菱航空機のMRJ飛行試験初号機、主翼と胴体が結合完了

三菱航空機MRJ

主翼と胴体の結合が完了した三菱航空機のMRJ飛行試験初号機 三菱航空機公式ウェブサイトより

 三菱航空機と三菱重工業はこのほど、現在開発を進める国産リージョナルジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の飛行試験機初号機について、主翼と胴体の結合が完了したと発表しました。

 すでに米スピリット(Spirit)社からエンジンと主翼を結合するパイロンを、米プラット・アンド・ホイットニー(Pratt & Whitney)社からは大幅な燃費低減を実現する最新鋭エンジンPure Power PW1200Gを受領済みで、今後はエンジンの搭載作業を進めていきます。

 最終組立工場である三菱重工業の名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で翼胴結合が完了したことについて、同社は「MRJは初飛行に向け、また大きな一歩を刻んだ。」とコメントしています。