エア・インディア、スターアライアンス正式加盟へ

エア・インディア

スターアライアンスへの正式加盟を目指すエア・インディア 資料提供:Boeing

 スターアライアンスは審議を見送っていた国営航空会社であるエア・インディア(AIC)の加盟審査を再開し、6月23日にロンドンで開催したスターアライアンス社長会において、同社の加盟を満場一致で承認したと発表しました。

 正式加盟後はスターアライアンスの大規模ネットワークにエア・インディアの運航路線が加わるほか、同社のマイレージプログラム「フライング・リターンズ」と全日空(ANA)などスターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムとの相互交換が開始され、マイル積算、特典航空券への交換などのサービスも拡大します。

 また、スターアライアンスゴールド会員はエア・インディア便利用で空港ラウンジや優先搭乗、受託手荷物重量優遇などの特典も利用することが可能になります。

 今後、スターアライアンスと同連合の航空各社、エア・インディアは2014年7月11日より、エア・インディアがスターアライアンスメンバーとして提供すべきすべてのサービスを確実に行うことができるように必要な最終作業を進めていきます。

 エア・インディアはインドを拠点に北米大陸、欧州、極東、東南アジアおよび湾岸諸国など33ヶ所にネットワークを展開。国内路線は50地点に展開しています。6月現在、ボーイング777、747、787、エアバスA330、A321、A320、A319を運航機材として導入しています。