ボーイング、新タイプの737 MAX 8を発表
ボーイングは7月20日まで開催されるイギリスのファンボロ―・航空ショー2014において、現行プランよりも座席数の多い737 MAX 8を発表しました。
ボーイング737 MAX 8イメージ 資料提供:Boeing
燃料効率性を次世代737型機よりも20%向上の目標を掲げている737 MAX 8の座席数はこれまでよりも11席多い200席仕様。ボーイングは737 MAX 8が単通路機市場で中心的機材になると見込んでおり、737 MAX 8の座席数ラインナップに200席仕様を加えることで、航空会社にさらなる収益向上の機会を与えるとしています。
市場需要に応えるため、ボーイングでは既に737、777、787型機の製造レートを過去最高にまで引き上げており、さらなる増産計画も既に発表済みです。
今年の始めからファンボロー航空ショー開催前におけるボーイングの受注機数は、先週エミレーツ航空が発注確定した150機の777Xを含め、649機に達しています。
737 MAX 8初号機は同機のローンチ・カスタマーであるサウスウェスト航空(SWA)に2017年下期以降のデリバリーを計画しています。