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三菱航空機、米イースタン航空と覚書締結 MRJ40機購入で
三菱航空機は7月14日、再スタートを目指すアメリカのイースタン航空と、開発を進める次世代リージョナルジェット機「MRJ」の購入に関する覚書を締結したと発表しました。
覚書ではMRJ90の確定分が20機、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる購入権が20機。三菱航空機とイースタン航空は今回の覚書締結をもとに、早期に正式契約を締結する方針です。
1991年1月に運航を停止したイースタン航空は2012年に「Eastern Air Lines Group, Inc.」の新会社を設立。今年1月にはアメリカ連邦航空局(FAA)へ航空事業に関する手続きを申請し、2015年前半の運航開始を目指しています。運航開始当初は今年の夏に受領を予定しているボーイング737-800で再スタートします。
MRJはこれまでに、全日空(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(Trans States Holdings Inc.:TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SKW)から200機(確定100機、オプション100機)を受注済み。
イースタン航空への初号機納入は、2019年になる見込みです。