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エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO、ルフトハンザ・ドイツ航空にアドバイスをしていたことが判明
エアアジアのCEOであるトニー・フェルナンデス氏が、先日LCCの設立を検討していると報道されたドイツのルフトハンザ・ドイツ航空へアドバイスをしていたとロイター通信が伝えている。エアアジアスカイトラックス社のベストLCCに2009年から連続で選ばれているLCC界で最も成功している会社の一つだ。
アドバイスの内容は否定的なもので、ルフトハンザ・ドイツ航空が低価格の低価格長距離路線を始めることは危険であり、やめておいた方が良いだろうと述べている。
ルフトハンザ・ドイツ航空の新しいCEOは先日、ヨーロッパにおいてより低コストな長距離路線を計画しており、ターキッシュ・エアラインとの共同子会社であるSunExpressを拡張する形で検討していると述べていた。
トニー・フェルナンデスCEOは「私は彼らがどうして長距離LCCを検討し始めたのか分かっている。しかしながら、低価格な航空会社とフルサービスキャリアが同じグループに混在する状況は競合を生み出すため、非常に危険となる。私は、この危険な挑戦を止めるべきだと思う。現在のフルサービスキャリアは低価格路線で行くのか、プレミアム路線でいくのか、どちらかを選ぶべきだろう。」と、ルフトハンザ・ドイツ航空がLCC部門に参入することは、危険だとファーンボロー国際航空ショーで述べた。
「私は、過去を振り返ってみてもフルサービスキャリアが低価格路線に参入した結果は失敗であったと思う。確かに、我々は低価格路線で成功しているし、それが魅力的に見えるであろう事を知っているが、逆に我々がフルサービス路線に参加する事があるだろうか。それが無いことは彼らにも分かるだろう」とトニー・フェルナンデスCEOは付け加えた。
ルフトハンザのCEOは今回の低価格長距離路線参入について「ルフトハンザは我々の考える低価格な航空会社が長距離路線で成功するか否かを知るために、まずは経験が必要不可欠だ」と述べている。
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