三菱航空機、マンダレー航空のMRJ最大10機購入で正式契約

 三菱航空機はミャンマー連邦共和国のマンダレー航空(LMT)がMRJ90を10機購入する契約を締結したと発表しました。

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三菱航空機とマンダレー航空、MRJ90の正式契約を発表 資料提供:三菱航空機


 今回の契約は購入確定分が6機、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる購入権が4機。マンダレー航空は日本の次世代リージョナルジェット機であるMRJの高い経済性と信頼性を評価し、ファンボロー・航空ショー2014において正式に契約しました。同社への初号機引き渡しは2018年を予定しています。
 ミャンマー・ヤンゴン空港をハブとするマンダレー航空は、ATR72-200を2機、ATR42-300を1機、計3機のターボプロップ機を保有しており、今後はリージョナルジェット機による運航能力の拡大を目指しています。三菱航空機はミャンマーでMRJを運航することは、マンダレー航空と三菱航空機の将来的な業界リーダーとしての地位確立に貢献するとしています。
 三菱航空機のMRJはこれまでに、全日空(ANA)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社、スカイウエスト(SKW)が発注しており、日本を除くアジアの航空会社がMRJを発注したのは今回が初めて。