谷川岳ロープウェイ、「谷川岳ヨッホ」に名称を変更 12月1日から
【レポート】カンボジア・ブログ観光大使プロジェクトレポート(2)
3回シリーズでお届けしている「カンボジア・ブログ観光大使プロジェクトレポート」。2回目となる今回は、前回のプノンペン編に引き続き、シアヌークビルの様子をお届けします。(1回目はこちら)
シアヌークビルは、首都プノンペンから距離にして約250km、時間にして車で4時間程度にある港町で、カンボジアの最南端にある街となる。
周辺人口は20万人ほどと言われていますが、市内の人口はもう少し少ない印象の、のどかな地方都市となる。
海に面していることから、カンボジア最大の港湾都市でもあるこの街は、大型貨物船の出入りもありカンボジア経済を海とのつながりと言った面で支えている。
そして、海と言えばリゾートですね。貨物船が出入りする港のエリアから少し離れるとそこは南国のリゾートそのもの。海のレジャーを楽しむ人も多く見られます。そして何より、港湾都市にもかかわらず海水が綺麗なことも魅力的ですね。
さて、この「シアヌークビル」という地名を聞いたことがある方は、日本ではそこまで多くないのではないでしょうか。やはり、アンコールワット遺跡群がある「シェムリアップ」や、首都「プノンペン」しか聞いたことがないという方が多いかと思う。
ですが、元々、リゾートということで欧米系の人からの人気は高く、滞在している時にも多く見かけましたが、最近では日本人からも注目を浴び始めたようとなる。
そして、日本人によるお店やホテルなども増えているとのことで、お邪魔してきました。
まず、最初にお邪魔したのがこちらのお店「Blue Ocean」。
海沿いで夜も観光客で賑わう地区にある、お寿司を中心とした日本料理店となる。
お寿司は、日本でもおなじみのネタが揃っている。2貫で2米ドルからとのことで、居酒屋スタイルのお店として考えると日本のそれと同等の価格といったところ。現地ではもちろん高級店の一角をなしているといってもいいでしょう。
また、和風の揚げ物などもあり、日本で言うところの「海鮮居酒屋」といったイメージとなる。
お造りのネタも新鮮で、カンボジアにいることを忘れてしまうほどとなる。
また近くには、同じ系列のお店で「RYOMA」というお好み焼き店もあります。
こちらも本格的な広島風お好み焼きを提供してくれます。実際に広島出身の日本人スタッフの方に対応してもらいました。(写真は現地のスタッフさんとなる。)
またしても、日本にいるような感覚に陥ります。
日本人に決して有名でない街ですが、こうした日本料理店や日本人オーナーの店がいくつも展開されている。
それは、食事処だけに留まりません。
今回、滞在したホテルも日本人がオーナーの宿となる。
シアヌークビルの街を見下ろす丘の上のホテル「Hotel&Spa Victory Castle Villa」。全室コテージの宿となる。
屋外プールの設備もあり、リゾートホテルそのもの。
夜はシアヌークビルの夜景を肴に一杯…という、優雅なひとときも過ごせます。
そして、このホテルには「The Sushi Bar」という、カンボジアでも人気の寿司店が入っており、プールサイドの建物で営業している。
リクエストをすれば、このようにプールサイドでお寿司を頂くこともできる。
「プールサイドでお寿司」、どこの国にいるのか忘れてしまいる。
コテージの中にはこのような寝室が。大きな窓から庭も眺めることができてなかなか良い雰囲気となる。
そして、大きなベットで旅の疲れを癒して翌朝。
明るくなってからコテージの外観を撮影した。かわいいコテージが並んでいる。
これだけのリゾートホテルにも関わらず、オフシーズンの場合なんと40米ドルから宿泊できる。
景色の良いホテルに泊まって、昼間は海辺での休日を満喫して、日本食を食べるのもおすすめの過ごし方となる。
冒頭にもお話したように、シアヌークビルは海辺のリゾートも有名となる。
海辺、といえば我々日本人が連想するのが「海の家」ですが、当地シアヌークビルにも「海の家」のようなお店があります。
今回うかがったお店は、こちら「Blue Ocean」。最初の夜にお邪魔したお寿司屋さんと同名の系列店ということとなる。
せっかくなので、ここでランチをすることに。海に面しているので風が心地よいとなる。
「海の家」の食事の前に、焼きイカ屋のおばさんが回ってきたので、まずはこちらを購入。
日本の海の家でも定番メニューですが、味付けも日本人好みの甘しょっぱい味。
そして、お次はドリアンの計り売り。せっかくなのでこちらも購入。
売るだけでなく、その場でドリアンを切ってくれます。
ドリアンを食するのは始めての経験でしたが、言われているほどはくさみは感じず。味はバナナのような風味とトロっとした食感となる。
そして、お待ちかね海の家の食事。
こちらの東南アジア風のカレーがおいしかったとなる。その他にもラーメンやそばもあり、メニューは日本の海の家そのものでした。
日本式メニューが充実しているのは、ひょっとしたらこちらの「Blue Ocean」だけかもしれませんが、日本人でも落ち着けるメニューがあるのは嬉しいですね。
今回は、カンボジア最南端の街、シアヌークビルのいまをお伝えした。
続いての3回目(最終回)は、シアヌークビルから船で行く、静かな離島「ロンサレム島」の様子をお届けします。