エアバスとCITによる覚書締結調印式の様子 資料提供:Airbus
エアバスはファンボロー・航空ショー2014で、世界大手の金融サービス会社であるCITグループがA330-900neoを15機とA321ceoを5機発注する覚書(MoU)を締結したと発表しました。これにより、CITグループはA330neoのローンチカスタマーの一社となりました。
A330-900neoはエアバスのワイドボディ機ファミリーの新型派生機。初号機の引き渡しは2017年第4四半期(10月-12月)を予定しています。エンジンはロールスロイス社製の新型エンジンであるトレント7000エンジンを搭載します。座席あたりの燃費を14%削減するなど、中距離用ワイドボディ機市場において最もコスト効率の優れた航空機であることをアピールしています。
A321のエンジン選定は今後行われます。
CIT向けのエアバスA330-900neoイメージ 資料提供:Airbus