14年3月30日に開設した羽田-ホーチミン線就航記念セレモニーの様子 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
日本航空(JAL)は14年度下期よりボストン、サンフランシスコ、ホーチミン線のダイヤを変更します。今後成長性のある北米とアジアマーケットで旺盛な需要を獲得し、北米・アジア各国から日本各都市への接続利便性の向上を図る考えです。
ダイヤを変更する対象路線は、成田発着のボストン線とホーチミン線、羽田発着のサンフランシスコ線とホーチミン線の計4路線。
10月26日より、成田-ボストン線は成田午前発から夕刻発に、成田-ホーチミン線は成田早朝着から夕刻着に、羽田-ホーチミン線は羽田夜到着から早朝到着に変更。12月1日以降は羽田-サンフランシスコ線が羽田夜到着から早朝到着に変更することに加え、現行の787-8の機材を新仕様機材「JAL SKY SUITE 777(JALスカイスイート777)」に変更し、居住性も高めます。
羽田発着のサンフランシスコ線とホーチミン線は、羽田夜到着から早朝到着に変更することで、羽田からJALグループが運航している国内線全線への同日乗継が実現し、ボストン線はアジアの各都市から同路線に同日接続可能な都市が15地点に倍増。成田-ホーチミン線は成田夕刻着に変更することで、主に米国西海岸への接続利便性が大幅に向上します。
更に、共同事業パートナーであるアメリカン航空(AAL)が成田-ロサンゼルス線の運航スケジュールを変更することで、JALが運航するアジア各都市からの接続都市数を増やし、旺盛な北米-アジア需要の取り込みの強化を図ります。
■JAL 運航スケジュール
成田-ボストン線(10/26~)
JL008便 成田 18:20 → ボストン 16:50
JL007便 ボストン 11:50 → 成田 15:35翌日着
※11月1日まではサマーダイヤの関係上、ボストン発着が1時間後
※1/1以降はJL008便が15分遅着、JL007便が10分遅発
成田-ホーチミン線(10/26~)
JL759便 成田 17:55 → ホーチミン 22:30
JL750便 ホーチミン 08:10 → 成田 15:35
羽田-サンフランシスコ線(12/01~)
JL002便 羽田 00:05 → サンフランシスコ 16:25前日着
JL001便 サンフランシスコ 00:35 → 羽田 05:00翌日着
※1/1よりJL002便は10分遅着、JL001便は10分遅発
羽田-ホーチミン線(10/26~)
JL079便 羽田 01:30 → ホーチミン 05:50
JL070便 ホーチミン 23:45 → 羽田 06:55翌日着
北米とアジアを結ぶJALの成田発着国際線ネットワーク(往復ともに同日接続可能な路線) 資料提供:JAL
サンフランシスコとアジアを結ぶJALの羽田発着国際線ネットワーク(往復ともに同日接続可能な路線) 資料提供:JAL