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エールフランス・KLMグループのCEOは、このままマレーシア航空MH17便の事故を受けてウクライナ上空を迂回するルートをとり続けるならば、運賃は値上げせざるを得ないとしている。ブルームバーグが伝えている。
エールフランス・KLMグループのアレクサンドル・ドジュニアクCEOは「より飛行距離が伸びると言うことは、より多くの燃料を消費するということであり、つまりコストが増加すると言うことだ。これによって、我々は対象となるルートの運賃を値上げすることになるであろう。私は、これを当然のことであると思う。」と、ウクライナ上空を迂回し、ロシアやトルコ上空を飛行するルートを取ることで増えるコストを乗客も負担するべきだという内容を述べた。
中東周辺地域においては、先日にはイスラエルの空港付近でミサイルが発射され、米連邦航空局(FAA)などが飛行を禁止するなど、飛行が難しいエリアが増えている。こうしたエリアをジグザグに迂回する事は、飛行時間と距離の増大を意味し、燃油費が運航コストの大部分を占める航空会社にとって、大きな負担となっている。
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