伊丹-札幌線が搭乗率トップ JALグループ、14年6月輸送実績
日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは2014年6月の輸送実績を発表しました。
2014年6月の輸送実績を発表したJALグループ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
国際線旅客数は前年比0.3%増の61万7595人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比1.4%増の75.6%。
方面別では、太平洋線が前年比7.9%増の旅客数16万3505人、搭乗率は前年比4.5%増の87.3%、ヨーロッパ線が同2.1%減の5万5933人、搭乗率は同5.0%減の76.2%、東南アジア線が同4.4%減の22万7590人、搭乗率は同7.8%減の66.4%、オセアニア線が同12.4%増の1万320人、搭乗率は同8.1%増の68.4%、グアム線が同12.3%増の1万2600人、搭乗率は同9.8%増の89.0%、韓国線が同11.8%減の5万7039人、搭乗率は同0.8%減の71.9%、中国線が同7.8%増の9万457人、搭乗率は同1.0%減の56.4%でした。
太平洋、オセアニア、グアム線は旅客数・搭乗率ともに前年同月比で上昇し、オセアニア線とグアム線の旅客数は10%以上伸びています。韓国線は日韓関係の影響等で観光需要も落ち込み、旅客数低迷が続いています。
国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC)で前年比2.5%増の253万9719人、座席有償利用率は前年比6.3%アップの64.7%。前年同月比で搭乗率は2013年8月以降、11カ月連続で上昇しています。
JALグループ国内線で最も搭乗率が高かった路線は、90.8%の伊丹-札幌線。次いで82.6%の伊丹-函館線、80.0%の羽田-宮古線。3月30日より1日2往復に増便した羽田-山形線も8割近い搭乗率で好調に推移しています。