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国内LCC4社目 春秋航空日本、成田拠点に就航開始
国内4社目のLCC(格安航空会社)として8月1日に就航を開始した春秋航空日本(SJO)は、同日に成田国際空港第2ターミナルで就航記念セレモニーを開催しました。
春秋航空日本は中国の春秋航空(CQH)などが設立した成田空港拠点のLCCで、就航路線は成田発着の高松、佐賀、広島線の計3路線。佐賀と広島はLCCの乗り入れとしては初の就航地であり、成田にとって佐賀線は初の運航路線。機材はボーイング737-800型機を3機導入。機内は189席仕様です。
関係者らを招いた就航記念記念セレモニーでは春秋航空日本の鵜飼博社長が「今回、春秋航空日本が初就航できたことは皆さんのご支援の賜物。本日は待ちに待った就航。安全運航と親身なサービスを通じてお客様の信頼を得ていきたい。」と挨拶しました。
日本の各地方の経済発展のために設立された春秋航空日本は、首都圏と各地方を結ぶ低運賃が魅力の航空会社。春秋航空グループの春秋航空(CQH)は上海(浦東)を拠点に佐賀と高松にも就航しており、今後は春秋航空日本の国内線開設で、日本人のみならず、中国からの観光客増加も見込んでいます。
セレモニーにはボーイングジャパンのジョージ・マフェオ社長も列席し、春秋航空日本の737-800導入に感謝を述べた上で「次世代737-800は同型機比で最も燃費効率がよく、快適な乗り心地を実現する信頼性の高い機体です。」と、737-800型機のメリットをアピールしました。
運航初日はほとんどの便が予約率80%を超える状況で、春秋航空日本の広報担当者によると、初便の成田発広島行きIJ621便は7割を超える乗客が搭乗したという。乗客には各就航地を刻んだ枡に加え、男性には日本酒、女性には饅頭「なごみ鯛」、子供には「ぬれ甘納豆」などの記念品が贈られました。
春秋航空日本の運賃は片道で高松線が5,630円から、佐賀線が5,700円から、広島線が5,690円から。高松線は1日1往復体制、広島線と佐賀線は1日2往復体制です。今後は不定期にセール運賃も発売し、認知度向上を目指します。
■春秋航空日本 運航スケジュール
<成田-高松線>
IJ613便 成田 11:50 → 高松 13:15
IJ614便 高松 14:10 → 成田 15:25
<成田-広島線>
IJ621便 成田 06:55 → 広島 08:35
IJ623便 成田 16:25 → 広島 18:05
IJ622便 広島 09:20 → 成田 10:50
IJ624便 広島 18:50 → 成田 20:20
<成田-佐賀線>
IJ601便 成田 10:55 → 佐賀 12:55
IJ603便 成田 16:55 → 佐賀 18:55
IJ602便 佐賀 13:40 → 成田 15:25
IJ604便 佐賀 19:40 → 成田 21:25