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787-9福岡初上陸 ANA、世界初商業フライト 70%以上の搭乗率目指す
ANAが7月29日に受領した787-9型機はこれまでの787-8型機と比べると全長は6.1メートル長く、座席数も60席多い395席(プレミアムクラス18席/普通席377席)。ニュージーランド航空(ANZ)による同型機の世界初受領に引き続き、ANAは2社目。国内初受領となる787シリーズの派生型機です。
ANAの787-9初号機(機体番号:JA830A)は、羽田-福岡線で初の商業フライトデビュー。
787-9による世界初の定期便運航初日ということもあり、カメラを手にするファンも多く目立ち、中には787-9往復の”とんぼ帰り”で世界初の商業フライトを楽しむ乗客もいました。
乗客11名(パイロット2名・客室乗務員9名)乗員387名(幼児11名含む)を乗せた第一便の羽田発福岡行きNH241便は福岡空港に9時15分に到着し、復路のNH248便は乗客11名乗員255名(幼児6名含む)を乗せ、福岡空港を10時12分に出発。
ANAの浅井晶福岡空港支店長は、「787は非常に燃費がよく、国内線と国際線どちらでも活躍できる機体。湿度がコントロールできるので、お肌にもやさしい。こういった機体を活用してお客様の要望に応えていきたい。」と787のメリットをアピールしました。
787-9運航初日は羽田-福岡線のほか羽田発着の伊丹線と松山線にも投入し、今後は約400席規模の座席数を活かして777-200が就航している幹線、準幹線を中心に就航を計画しています。
ANAは787-9を44機発注済み。国内線仕様の787-9を10月までに1機、国際線仕様の787-9を14年度末に1機受領し、国際線仕様の787-9は2015年度以降、長距離路線に導入する見込みです。