ブリティッシュ・エアウェイズ、イラク上空の飛行停止 同空域の飛行停止相次ぐ

British airways

ブリティッシュ・エアウェイズが、今後イラク上空の飛行を取りやめることが分かった。イギリスのテレビ局「ITV」が報じている。

これは、アメリカ連邦航空局(FAA)がイラク上空での飛行を取りやめる決定が出た後に決定されたもので、イラクでの治安悪化が顕著なことを受けての決定。

ブリティッシュ・エアウェイズは先日イラクでの飛行は安全性を欠くものではないとして、飛行を継続するという内容の発表をしていたが、今回の決定はそれを覆すもの。

とはいえ、先の発表で安全性を常に監視し、問題が出れば飛行を停止するであろうとしていたので、今回の決定はイラク上空の安全性の評価を変えた事を意味している。

イラクでは、北部のシリア国境地域での「イスラム国」の台頭や、クルド人居住区で戦闘などが激化しており、治安が悪化している。これを受けて多くの航空会社が飛行を取りやめる発表を行っている。

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