ノックスクート、予定より就航日延期　2015年初頭に運航開始予定

ノックスクートは、2015年第一四半期に運航を開始する予定と会見で明らかにした。バンコクポストが報じている。

運航開始日は、8月21日にノックエアとスクートの両社が共同で行った会見で、一部報道にあった今年秋の就航ではなく、2015年第一四半期（1月～3月）に正式に運航を開始する予定と明らかにした。また、運航開始への行程を短縮するために取得したピートエアのライセンスは、8月20日に正式にノックスクートへと名前が変更されたことを明かした。

ノックエアの副最高経営責任者であるピヤ・ヨドマニ氏は、ノックスクートの最高経営責任者を兼任する。ピヤ氏は、LCCのマーケットは競争が激しい事を認め、乗客に最高の価値を提供することでこれに挑戦していく姿勢だと明らかにした。

また、同氏はバンコクのドンムアン空港を拠点とし、ボーイング777-200型機で運航する予定は変わらない事としている。

声明の中では、2015年に就航予定としながらも、具体的な就航地は明らかにされなかった。以前に、ノックスクートはバンコク/ドンムアン～東京/成田線を計画していると報じられていたが、同社の広報担当者は「我々は、タイを訪問することを希望する観光客が多く、またタイの皆様に人気のある観光地へ飛ぶことになるだろう」とし、明言を避けた。

広報担当者は、今回の就航が遅れる事になった原因を、航空当局への承認を得るために時間がかかるためだとしている。

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