バニラ・エア、7月実績 国内線利用率77.5% 国際線83.3%

バニラ・エア

2014年7月の輸送実績を発表した格安航空会社のバニラ・エア=14年8月 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 バニラ・エア(VNL)は2014年7月の輸送実績を発表しました。

 国内線の搭乗者数は提供座席数10万2592席に対して7万9491人が利用、搭乗率(ロードファクター・L/F)は77.5%。国際線の搭乗者数は提供座席数4万4280席に対して3万6880人が利用、搭乗率は83.3%。全体の提供座席数は14万6872人、総搭乗者数は11万6872人、搭乗率は79.2%でした。

 国内線の搭乗率は成田発着の新千歳線と那覇線に加え、7月1日に就航を開始した奄美大島線も堅調に推移し、国際線は台北(桃園)線とソウル(仁川)が全体の搭乗率を押し上げ、8割を超える結果となっています。

 8月は他の航空会社と同様に台風が影響し、計16便が欠航した結果、就航率は97.7%となりました。このほか、出発予定時刻以降15分以内に出発した便数の割合を表す定時出発率は87.7%、定時到着率は89.0%でした。