ヴァージン・アトランティック航空、東京/成田〜ロンドン/ヒースロー線から撤退 日本線はゼロに

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ヴァージン・アトランティック航空は、2015年1月31日ロンドン発、翌2月1日の東京/成田発をもって、東京/成田〜ロンドン/ヒースロー線から撤退すると発表した。

ヴァージン・アトランティック航空は、デルタ航空との大西洋路線での共同事業の恩恵を最大化することを目指す中で、基幹となるアメリカ〜イギリス線の市場での存在感を大幅に高める一方で、その他の世界の主要戦略都市への運航を継続し、相対的に世界的な事業展開を維持することを目指した路線ネットワーク変更計画を行うとしている。

1989年5月に日本線に就航。洗練されたサービスとデザイン性に定評があり、固定ファンも多かった。撤退後の日本支社の閉鎖については明らかになっていない。

これにより、全日本空輸(ANA)は東京/成田〜ロンドン/ヒースロー線から撤退後、ヴァージン・アトランティック航空とのコードシェア便のみの運航となっていたものの、撤退により東京/成田からロンドンへはANA便名の運航便はなくなることになる。また、東京/成田〜ロンドン線は、ブリティッシュ・エアウェイズが運航する1便のみの運航となる。

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